■ 銀色の車体に犬のマーク!憧れの「グレイハウンド」
さて、僕にとって「グレイハウンド」というのは一種の憧れの存在でした。
僕が子どもの頃、テレビではアメリカの映画やドラマが数多く放映されていました。戦争に敗れて貧しかった日本人にとって、映画やドラマに映し出されるアメリカ人の裕福な暮らしは憧れの対象でした。
そんなアメリカの映画やドラマには「グレイハウンド」のバスがよく登場しました。日本では長距離移動といえば国鉄(現在のJR)の列車一択の時代。当時の日本ではバスといえば、都内・市内を走る短距離移動のための乗り物でした。
「ああ、アメリカ人はバスに乗って長距離移動するんだな」と不思議に思ったものです。
そして、銀色のメタリックな車体に犬のマークが付いたグレイハウンドのバスに「いつかは乗ってみたい」と僕は思っていたのです(「グレイハウンド」というのは狩猟犬)。
つづく

















