【2026北中米ワールドカップ・決勝 スペイン代表 1-0 アルゼンチン代表】(2026年7月19日 15:00キックオフ/ニューヨーク・ニュージャージー・スタジアム)撮影/原壮史(Sony α1使用)
■ スタジアムを熱狂させたトム・クルーズのサプライズ「開幕宣言」
歴史的な決勝戦は、思いがけないハリウッドスターの登場で幕を開けた。
キックオフ直前に行われたプレショーの“大トリ”として、俳優のトム・クルーズがピッチにサプライズ登場。黒のポロシャツ姿にサングラスを手にした彼は、メットライフ・スタジアムに詰めかけた約8万人の大観衆と世界中の視聴者に向けて、スポーツが持つ団結の力について熱く語りかけ、感動的なオープニングスピーチ(開幕宣言)を行って会場のボルテージを最高潮へと引き上げた。
■ 19歳ヤマル vs 39歳メッシ。試合はスペインが圧倒する展開に
欧州王者と南米王者が激突した北中米ワールドカップ決勝。2026年3月に予定されていた両者の対決「フィナリッシマ」は中東情勢の影響で流れていたが、W杯のファイナルというこれ以上ない最高の舞台で実現することとなった。
最大の注目は、スペインのラミン・ヤマル(19歳)とアルゼンチンのリオネル・メッシ(39歳)による“バルセロナの新旧10番対決”だ。ヤマルが赤ん坊だった頃、チャリティー企画の撮影で若き日のメッシが彼を入浴させていたという数奇な巡り合わせもあり、世界中の関心を呼んでいた。
しかし、いざ笛が鳴ると試合は一方的な展開となった。序盤からスペインがポゼッション率で圧倒し、攻撃の糸口を見いだせないアルゼンチンを自陣へと押し込んでいく。南米特有の荒々しいプレーにも怯むことなく、むしろ高い技術でいなしてみせた。
ゴールこそ奪えなかったものの、危なげない試合運びを披露。アルゼンチンの数少ないロングボールに対しても、19歳の若きCBパウ・クバルシが見事にはね返し続けた。

































