【2026北中米ワールドカップ・グループステージ第3節 日本代表vsスウェーデン代表 2026年6月25日(日)18:00キックオフ ダラス・スタジアム】撮影/原壮史(Sony α-1使用)
■我慢の時間が続いた前半
グループリーグ3戦目。勝ち点4で2位の日本は、勝ち点3で3位のスウェーデンと激突した。1位のオランダとは勝ち点と得失点差で並ぶものの、総得点で上回られている状況。結果次第で1位から3位まで可能性があるなか、運命のキックオフを迎えた。
ビクトル・ギェケレシュ、アンソニー・エランガ、アレクサンデル・イサクという超強力3トップを擁するスウェーデンは、順位逆転を目指して立ち上がりから猛攻を仕掛けてくる。
日本は特にドリブルに秀でるエランガの個の力に苦しめられる展開となったが、シャドーで起用された堂安律がこれまでの試合でウイングバックとして見せていた粘り強い守備力を発揮。イサクやギェケレシュの動きにしっかりと対応し、徐々に守備の安定を取り戻す。しかし、日本の思うような攻撃を繰り出せない我慢の時間が続いた。
39分には板倉滉が足の違和感で大事を取って交代するというアクシデントも発生。それでも日本は決して崩れることなく、なかなかリズムをつかみ切れないもどかしい前半を0-0で折り返すことに成功した。
■待望の先制点と、チームがひとつになった歓喜の輪
後半に入ると、日本は縦への鋭いパスが通るようになり、攻撃にリズムを取り戻す。5バックを敷いてゴール前で粘るスウェーデンに対し、56分、ついに均衡が破れる。右サイドから中央へと巧みな連係で崩し、最後はペナルティスポット付近に生じた一瞬の空白を突いて、前田大然が鮮やかに先制ゴールを奪い取った。
得点が決まった瞬間、前田のもとへピッチ上の選手たちだけでなくベンチメンバーも怒涛のように駆け寄り、殊勲のストライカーはもみくちゃに。ピッチの片隅にできた大きな歓喜の輪が、チームの圧倒的な一体感を物語っていた。
この時点で別会場のオランダがチュニジアに対して複数得点でリードしていたため、日本の逆転1位突破は難しい状況ではあったが、「負けなければ2位通過」という絶対条件において、極めて大きな価値を持つ先制弾となった。














































