■ U-17W杯から受け継がれる「熱き友情」

 公開された計4枚の写真のうち、1枚目と3枚目にはお馴染みの熱狂的な日本人サポーターが写っている。しかし、スタンドの一角を捉えた2枚目の写真は、驚くことにほぼ全員がメキシコ人と見られ、メキシコ代表のシャツとともに日本代表のユニフォームを着て応援する姿が目立っている。さらに、試合後にスタンドのゴミ拾いをしている様子を捉えた4枚目の写真も、メインで写っているのは「日本代表のアウェイユニフォームにメキシカンハット」を被った外国人サポーターだった。

 日本とメキシコは「太平洋の隣人」とも呼ばれ、長きにわたり非常に良好な関係を築いており、老若男女を問わず親日感情を抱くメキシコ人は多い。

 記憶に新しいのが、昨年開催されたU-17ワールドカップでの出来事だ。同じ宿舎に滞在した日本とメキシコの若き代表選手たちは、互いのチームの試合を熱烈に応援し合い、健闘と喜びを分かち合って国境を越えた美しい友情を育んでいた。

 その素晴らしい関係性は、A代表にもしっかりと受け継がれていた。今回の森保ジャパンもモンテレイでの事前合宿から地元民の大歓迎を受け、このチュニジア戦でも圧倒的なホームの雰囲気を作り出してもらった。日本人サポーターの熱量に加え、多くの「メキシコ人日本サポーター」の底抜けに明るい後押しが、歴史的な4-0の快勝を生み出す大きな原動力となったのは間違いない。

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