■喜ぶ選手たちの中には吉田と南野の姿も
エルヴェ・ルナール新監督の猛烈な檄を受け、チュニジアが果敢な攻撃を見せる時間が続いた。それでも、中盤の密度やボール奪回への意識を高く維持した日本は手堅く守った。
後半も20分ほど過ぎるとチュニジアの勢いが弱まり、日本が仕留めにかかる。69分に伊東純也が中央を抜け出して3点差にすると、83分には右サイドを上がった佐野のクロスを上田が合わせて4点差とした。2点目を挙げた上田は、W杯本大会での1試合複数ゴールを達成した初の日本代表選手となった。
終盤も、鈴木唯人や後藤啓介ら、途中出場の選手たちが自分の良さを出して勢いを継続。オランダ同様、4点差の勝利で勝ち点を4に伸ばし、決勝トーナメント進出に大きく前進した。
試合後、喜ぶ選手たちの中には吉田と南野の姿も。吉田はキャプテンとしてW杯1戦目を戦い抜いた板倉のもとへと歩み、満面の笑みでハグを交わした。
遠藤航の離脱により、板倉がチームキャプテンを務めることが決まった時、遠藤の前にキャプテンを務めていた吉田は「(板倉とは)ドイツの時ずっと一緒にいて、時間を長く共有している。自分の持っているものを少しでも多く伝えていけたらいいなと思ってシャルケの時は過ごしていた。何かを変える必要はない。いつも通りやればいい」と期待と信頼を語っていた。
様々なアクシデントを乗り越え、今やチームは誰が出てもハッキリとした強さを見せる段階に突入している。最高の景色を目指すSAMURAI BLUEは、これまでの積み重ねをいつも通りに発揮することができるという強豪らしさを感じさせるようになった。
■試合結果
日本代表 4−0 チュニジア代表
■得点者
4分 鎌田大地(日本)
31分 上田綺世(日本)
69分 伊東純也(日本)
83分 上田綺世(日本)















