後藤健生の「蹴球放浪記」第321回「ヤマルも完成を待つバルセロナ“2つの誇り”」の巻(2)全土を熱狂させた逆転勝利での金メダル、中心選手は当時21歳の世界的名将の画像
世界的名将は若いときからすごかった! FCバルセロナには1990年から2001年まで選手として所属し、監督として2009年から2012年まで率いたペップことジョゼップ・グアルディオラ監督。撮影/原悦生(sony α‐1) 
■【画像】バルセロナ五輪、サッカー競技決勝の入場券

 蹴球放浪家・後藤健生には、世界中に心惹かれる街がある。そのひとつが、スペインのバルセロナだ。その街には蹴球放浪家はもちろん、スペイン代表ヤマル(FCバルセロナ所属)も完成を待ちわびる巨大な建築物がある。サグラダ・ファミリアと、FCバルセロナの本拠地カンプノウだ。はたして、先に完成するのはどちらなのか…。

■スペインに「金メダル」をもたらした21歳

 バルセロナを堪能したのは、1992年のオリンピックでのことでした。

 オリンピックは、昔はアマチュア選手だけの大会でしたが、1980年代に入ってプロ選手の出場が解禁となっていました。そして、サッカーはバルセロナ大会から23歳以下の大会となりました(このときはオーバーエイジ枠はなく、純粋なU-23代表による大会でした)。

 そして、バルセロナの若手選手を含むスペイン代表がフアン・カルロス国王臨席のカンプノウで行われた決勝戦でポーランドに逆転勝ちして金メダルを獲得。それまで、マドリードの協会が結成した代表チームへの関心が低かったバルセロナでも、スペイン代表への関心が高まりました。

 ちなみに、このときのU-23スペイン代表の中心選手は、FCバルセロナ所属のジョゼップ・グアルディオラという21歳の選手でした。

 このときは、バルセロナに約2週間滞在しましたので、バルセロナという都市をたっぷり味わいました。

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