■2023年に改修工事を始めた「カンプノウ」も…

 それにしても、着工したのが1882年(明治15年)で、ちょうど100年前の1926年6月10日にガウディが事故死。その後のスペイン内戦やフランコの独裁などを経て、ようやく10年後に完成するというのですから、気が長い話です。

 もっとも、ヨーロッパの教会建築では、完成まで時間がかかるのは珍しいことではありません。

 今回、サグラダ・ファミリアに高さの記録を抜かれたウルムの大聖堂の場合、着工は1383年(日本は南北朝時代。南朝の弘和3年に当たります)で完成は1890年というのですから、500年以上もかかっていることになります(途中、長期の中断を含む)。

 そういえば、バルセロナにあるもう一つの有名建築カンプノウも、10万人以上収容の屋根付きスタジアムに改修するため、2023年に工事を始めたものの、官僚的な問題で工事が遅延。思ったように進捗していないようです。まさか、サグラダ・ファミリアより後になるなんてことはないですよ、ね……

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