■30分のコーチで「うまくなった!」
ある日のことです。グラウンドの片隅で1年生たちが見よう見まねでボールを蹴っていると、通りがかった男性がグラウンドに降りてきてボールの蹴り方やパスの回し方を教えてくれたのです。
30歳台の男性で、スーツを着ていて、とてもお洒落な感じの人でした。
革靴のままキックのやり方を教えてくれて、また、パス回しのコツみたいなことも教えてくれました。
わずか30分くらいのことだったと思うのですが、教え方がとても理論的だったので、すぐに理解できてちゃんとしたキックができるようになり、自分たちが前よりずっとうまくなったような気がしました。
その人は「名前は村岡で、新聞記者をしている」と言って立ち去っていきました。
つづく



















