■本大会での「再現」は可能なのか?

 たしかに、FIFAランキング4位のイングランド戦では相手にボールを握られる時間が長かった。イングランドは日本代表の前線からのプレッシングをかわしてしっかりとパスをつないできた。さすがの技術だった。

 しかし、イングランドが日本の組織的な守備を崩した場面はそれほど多くなく、イングランドは最終的には、日本に対して高さのある選手を並べて空中戦を挑むしかなかった。

 そして、日本代表は狙い通りのカウンターで三笘薫が先制ゴールを決めることに成功。その後も、中村敬斗の狙いすましたシュートがイングランド・ゴールのポストをかすめる場面もあった。

 つまり、カタール大会以降の日本代表は、強豪国とも互角の戦いを挑んで成功を収めてきたのだ。

 それを、親善試合ではなく、ワールドカップ本大会という真剣勝負の舞台でも繰り返すことができるのか? それこそが、2026年ワールドカップでの日本代表にとっての課題なのではないだろうか。

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