過酷日程の町田ゼルビア、東京クラシック“PK戦勝利”も優勝争いから脱落…主将・昌子源は立ち尽くした【FC町田ゼルビアvs東京ヴェルディ】激闘PHOTOギャラリーの画像
PK戦で勝利したものの、喜ぶことなくセンターラインに留まった昌子源。満身創痍の町田がタイトル争いから事実上、脱落した。(20260513)撮影/原壮史(Sony α1使用)
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【明治安田J1百年構想リーグ地域リーグラウンド第12節 FC町田ゼルビアvs東京ヴェルディ2026年5月13日(水)19:03キックオフ 町田GIONスタジアム】撮影/原壮史(Sony α-1使用)

■「90分での勝利」が条件

 Jリーグ全体ではGWの連戦が終わったものの、ACLE決勝トーナメントを戦った町田の連戦はまだ終わらず。このタイミングで未消化となっていた第12節を戦うことになった。

 北中米ワールドカップに臨む日本代表のメンバー発表前最後の試合となったが、代表候補の相馬勇紀はACLEの激闘から回復しきらずメンバー外に。同じく候補の望月ヘンリー海輝もメンバーから外れており、ACLE決勝トーナメントを最後まで戦い、帰国後休む間もなくGWの連戦を戦ってきたチームはすでに満身創痍だった。

 それでも、コンディション回復が満足にできない状況ながら首位争いに食らいついてきた。首位・鹿島から勝ち点8差の町田は、この試合で90分での勝利で勝ち点3を獲得すれば5点差となり、残り2試合で勝ち点6を積み重ねれば、鹿島が2試合で勝ち点0(※得失点差で鹿島が14上回っているため、勝ち点で並んで首位に立つことは非現実的)かつ東京が勝ち点4以下(※東京も得失点差で10上回っている)の場合逆転できる、という状況だった。

 「90分での勝利」以外はタイトルレースから事実上脱落、というシチュエーションで試合が始まったが、町田は疲労のためかなかなか勢いを生み出すことができない。特に、最終ラインがボールを持ったときに前線の動き出しのタイミングと合わない場面が目立ち、ロングボールから半ば強引に全体でコンパクトに押し込んで上回るという良いときの町田らしさを出すことができなかった。

 中盤からのドリブルでの押し上げを試みると、徳村楓大とナ・サンホが時折左サイドで切れ味を発揮したものの、それだけでは東京Vの守備陣を崩すことはできず。一方、東京Vも連戦の疲労がピークに達しており、試合は両者攻撃のスイッチが入らない状態で進行。相手にミスが出なければ決定機は生まれない、という試合展開となった。

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