■鳥栖、大分は攻撃に課題が
明治安田J2・J3リーグは、5月9、10日に第16節を消化した。今節でEAST―Aグループのベガルタ仙台、WEST-Aグループのカターレ富山が首位通過を決めているが、WEST-Bグループのテゲバジャーロ宮崎は15節終了時点で首位通過を果たしている。
宮崎は昨シーズンのJ2昇格プレーオフを制し、クラブ史上初のJ2昇格を決めた。今リーグでは昨シーズンのJ3で得点王に輝いたFW橋本啓吾をケガで欠きながら、開幕7連勝を飾った。新加入のFW土信田悠生が、橋本に代わる得点源として7ゴールを記録し、攻撃を牽引している。
攻撃陣はここまで31得点を記録し、守備陣は16試合をわずか8失点で乗り切っている。全40チームで最少失点だ。攻撃と守備をシームレスにして全員が攻守に関わるサッカーが、すべて90分以内の勝利による14勝2敗の成績につながっている。
宮崎と同じJ2のサガン鳥栖は、8勝(2PK勝ち)4敗(2PK)負けの勝ち点30で2位だ。昨シーズンの主力だったDF井上太聖がJ1の横浜F・マリノスへ、MF新井晴樹が京都へ完全移籍し、MF西川潤が所属元の岡山へ復帰した。選手の入れ替わりはあったものの、J3のクラブが多いグループで複数得点の試合が「6」にとどまるのは物足りない。
大分も攻撃の迫力に乏しい。16試合で17得点では、黒星先行の6位も避けられないだろう。札幌と横浜FCをJ1へ昇格させた四方田修平監督は、どのようにチームを立て直していくのか。









