■勝負の行方は後半ATへ
前半のうちに追いつき、士気をさらに高めたFC東京は、良いムードのまま後半も試合を支配。終始ボールを握って勝ち越しゴール寸前まで迫った。しかし、東京Vにも意地があった。エリア内での懸命な守備でスコアを動かさせず。試合はタイムアップへと向かっていった。
最終盤は戦術ではなく気持ちと気持ちのぶつかり合いとなったが、最後の最後でFC東京の勝利への執念が運を引き寄せた。
90+5分、佐藤恵允がエリア外から思い切り右足を振り抜くと、ジャストミートしなかったボールが長倉幹樹のもとへ転がる。背番号26は突然の出来事にも慌てず、ワンタッチで反転してマークしていたDFを無力化。飛び込んできたゴールキーパーの動きも見切り、軽く浮かせてゴールへと流し込んだ。
一方の首位・鹿島はPK戦の末に勝利。勝ち点差は4に縮まった。だが、地域リーグラウンドは残り2試合となり、鹿島は次の試合を90分で勝利すれば自力で首位を確定させられる。
奇しくも、次節は土曜日にFC東京、日曜日に鹿島が試合という順番。FC東京の相手は、監督交代で好調に転じ、今のJ1EASTで最も厄介な相手であろう新生・浦和だが、人事を尽くして天命を待つしかない。
■試合結果
FC東京 2-1 東京ヴェルディ
■得点者
29分 森田晃樹(東京ヴェルディ)
41分 室屋成(FC東京)
90+5分 長倉幹樹(FC東京)















