【サッカー今日は何の日?5月28日】ワールドカップ出場の夢が散った「ドーハの悲劇」でもアベックゴール!1990年代を代表するFWが国内で唯一のアベックゴールを決めた試合は?の画像
「ドーハの悲劇」と「ジョホールバルの歓喜」でスタメンだった「2人」

1993年の5月15日にJリーグが開幕し、同年の10月28日に『ドーハの悲劇』、そして1997年11月16日の『ジョホールバルの歓喜』を経て、初めてワールドカップ出場を果たした日本サッカー界。このシリーズ連載では、時に人々を歓喜させ、時に人々を悲嘆させた、日本サッカーの歴史を紐解きながら、サッカーに関連する「今日の出来事」を紹介する。


 1990年代の日本を代表するストライカーであるカズ(三浦知良)と中山雅史が初めて日本代表のスタメンに名を連ねたのは1992年5月31日のアルゼンチン戦。その後2000年までに12試合でスタメンとしてコンビを組んでいるが、スタメン出場した2人が揃って得点を決めた試合となると、「ドーハの悲劇」と呼ばれる米国ワールドカップ予選のイラク戦(カズが先制ゴール、中山が勝ち越しゴール)など3試合のみ。そのうち日本国内であった唯一の試合が、1995年の5月28日に行われたキリンカップのエクアドル戦だ。

 前半にカズの左CKから中山が蹴り込んで先制すると、後半開始早々に中山へのファウルで得たPKをカズが決め、2-0。7分後にも森島寛晃が倒されたPKを再びカズが豪快に決めて3-0とリードを広げた。

 日本代表の国際Aマッチ89試合で55点をマークしたカズと同53試合で21ゴールの中山はフランス・ワールドカップに向けたアジア最終予選、イランとの第3代表決定戦ではスタメンとして並び立ったが、フランスの本大会はカズがメンバー外になり、ワールドカップの晴れ舞台でともにプレーすることはなかった。

「カズゴール」と「ゴンゴール」の微妙なすれ違いは、1990年代の日本が歩んだ世界舞台への曲折の道を図らずも示している。

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