【2026年明治安田J2・J3百年構想リーグ第15節 アルビレックス新潟vs徳島ヴォルティス「監督休養・徳島の論点」】後半選手交代で攻撃が機能も追いつけず…“エンゲルス監督との契約をどうするか”迫られる決断【戸塚啓のJ2のミカタ】(2)の画像
ゲルト・エンゲルス監督が休養に入った徳島ヴォルティス(写真はイメージです)  撮影/中地拓也
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■後半開始の選手交代で攻撃が機能するように

【明治安田J2・J3百年構想リーグ 5月6日 14時03分キックオフ 新潟 1ー0 徳島 デンカビッグスワンスタジアム】

 徳島ヴォルティスが、連敗というトンネルから抜け出せない。

 明治安田J2・J3百年構想リーグの第15節が5月6日に一斉開催され、WEST-Aグループの徳島はアウェイでアルビレックス新潟と対戦した。

 徳島はいずれもJ3の高知ユナイテッドSC、FC大阪、愛媛FCに3連敗を喫し、5日にゲルト・エンゲルス監督の休養を発表した。この試合はブラジル人コーチのアレックスが指揮し、前半を0対1で折り返す。

 アレックスコーチはハーフタイムにDFカイケを下げ、MF杉本太郎を3-1-4-2の左シャドーに当てはめる。左シャドーの宮崎純真は右ウイングバックへスライドし、右ウイングバックの柳澤亘がカイケの務めていた右CBへ下がった。

 杉本はアタッキングサードで2トップに距離感良く絡んでいき、ラストパスの出し手にもフィニッシャーにもなることができる。さらには、彼とアンカーの鹿沼直生、右シャドーの児玉駿斗が臨機応変にポジションを変え、相手の目線を変えていった。前半にはなかった中盤の流動性が、ミドルサードで時間とスペースを持つことにつながり、2トップのルーカス・バルセロスと梶谷政仁へ縦パスが入るようにもなった。

 54分には杉本のスルーパスから梶谷が抜け出し、GKと1対1になる。決定的なシーンだったが、新潟GKバウマンにセーブされた。

 62分にはバルセロスが左サイドから抜け出し、ペナルティエリア内右からフィニッシュする。このボールに詰めていた杉本が反応する。至近距離でシュートの角度を変えたのだが、これもバウマンにストップされてしまった。ゴールネットを揺らすことはできなかったものの、杉本の投入でフィニッシュへ持ち込む場面を連続して作り出すことができた。

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