蹴球放浪家・後藤健生は世界中を飛び回ってきた。かつては行くことなどないだろうと思っていた国にも、今では頻繁に足を踏み入れる。国境を超えるサッカーの力のおかげだ。
■身近になった中東
イスラエルによるイラン攻撃のおかげで、日本でも中東情勢についての関心が高まっています。
サッカー・ファンにとっては、中東はおなじみでしょう。
現在もサウジアラビアのジッダでAFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)ファイナルズが開催されていて、初出場のFC町田ゼルビアが決勝進出を果たしており、大勢のサポーターが現地に入って声援を送っています。
日本代表のサポーターの間にも、各クラブのサポーターの間にも「中東経験者」はたくさんいるはずです。
最近では中東を目的地として海外旅行をする人もいますし、エミレーツ航空やカタール航空を利用して、ドバイ経由、ドーハ経由でヨーロッパやアフリカ諸国に観光に行く人もたくさんいるはずです。
しかし、僕が若い頃、「中東」は「一生、行くことはないだろう」という、とてもとても遠いところでした。




















