■2部降格なら主力の大量流出は避けられない
もっともその未来図を左右するのは、言うまでもなく今季の結末だ。
プレミアリーグに残るのか、チャンピオンシップへ落ちるのか。その結果で、チーム編成は大きく変わる。残留なら、デゼルビは現有戦力をベースにしながら、自分のサッカーに合う補強を加えていくことができる。逆に降格となれば、クラブは一気に別の局面へ入る。財政面、選手のモチベーション、市場価値、あらゆる要素が変わるからだ。特に守備陣の主力たちは去就が騒がしくなる可能性が高い。クリスティアン・ロメロにはレアル・マドリードやアトレティコ・マドリード移籍の噂がつきまとい、ミッキー・ファン・デ・フェンにもリヴァプール行きの観測が伝えられている。
もちろん移籍市場の話は最後まで何が本当になるか分からず、現時点ではあくまで噂の域を出ない。だがもし2部降格となれば、主力選手の流出が一気に現実味を帯びるのは想像に難くない。そうなれば、デゼルビのトッテナムは、補強と再編を前提に、かなり違う顔ぶれで始まることになる。
つづく




















