■変わらぬ「数字」、変化した「内容」

――後藤さんの中での期待値は上がりましたか。

後藤「4年前のドイツ戦やスペイン戦のような戦い方ではなく、今回のイングランド戦のような勝ち方ができると証明してくれたわけだからね。サッカーだから勝つか負けるか分からないけど、どんな相手とも良い勝負ができるよなとは思うよね。あるいはスウェーデン相手なら優勢で戦えるよなと思ってグループ最終戦を見られるのはうれしいよ」

大住「4年前のドイツ戦もスペイン戦も、ボール保持率は今回のイングランド戦と変わらないと思うんだよね。相手が60%、日本が30%くらいかな。でも、プレーの内容は全然違うよね」

後藤「4年前は、相手がシュートを外してくれる場面が何度もあって、リードしてからは日本をバカにしていた感じだったじゃない。そこに付け込んで寝首をかいたようなものだけど、もう寝てはくれない時代になった。それでもちゃんと戦って勝つことができる距離まで近づいたってことだよ」

大住「また前進したな、という試合になったよね。そのくらいに、4年間で森保一監督と選手たちが優勝を目指すと口にして努力してきたことが、結果としてすごく良い方向に出ているなっていう感じはするよね」

後藤「選手は皆、同じヨーロッパでも4年前よりもレベルの高いチームにいる選手が多くなった。UEFAチャンピオンズリーグに出た選手が何人もいる。個々の能力が伸びて、しかもチームとしてのやり方がますます浸透してきて、30人くらいの選手がそれを実行できるようになっている。間違いなく4年前より強くなっているよ」

大住「死んだふりをしなくても、相手がバカにしてくれなくても何とか勝負できるくらいには持ってきたよね」

――良い遠征になり、あとはメンバー発表が楽しみですね。

大住「そうだね。ケガをしている人はコンディションを良くしてリーグ戦で活躍して、森保監督を悩ませてほしい」

後藤「あとは、サッカーをしているんだからしょうがないけど、これからケガをする人が出ませんように」

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