サッカー日本代表の英国遠征は、世界ランク4位のイングランドを聖地ウェンブリーで撃破するという、歴史的な快挙とともに幕を閉じた。スコットランド、そしてイングランド。完全アウェイの地で連勝を飾った事実が、森保ジャパンにもたらした「自信と課題」は何か。いよいよ目前に迫ったワールドカップ本大会での躍進を見据え、日本サッカーの歴史を知り尽くすベテランジャーナリスト、大住良之と後藤健生が熱く激論を交わす!
■前回対戦時の「苦い」記憶
大住「ウェンブリーに今回、7万8000人くらい入ったんだよね」
後藤「前回、1995年にウェンブリーでイングランドと対戦したときには、ガラガラだったよね」
大住「たしか2万人くらいしか入らなかった。今回もそうなるのかなと思ったら、たくさんの人が来ていたね」
後藤「前回対戦の翌1996年、ヨーロッパ選手権の初戦でイングランドはスイスと引き分けたんだよ。現地で取材して、帰りの地下鉄の中でイングランド人が“こんな試合をしていたら日本にも負けちゃうよね”って話していたことを思い出したよ」
大住「今となっては、良い思い出だね(笑)」
――ワールドカップで、どのくらい行けそうかなというのも見えてきましたか。
大住「やはり、ヤマ場がブラジルかモロッコと当たりそうなラウンド32であることは変わらないんだよね」
後藤「もしもグループステージで敗退したら大失敗。ラウンド32で負けたら、そんなものかな、という感じ。そこで勝って上に行けたら成功。ベスト8に入ったら、大成功だよね」
大住「32で勝てば、一皮むけた感じになるんじゃないかと思うけどね」





























