【2026年明治安田J2・J3百年構想リーグ アルビレックス新潟vsカターレ富山「詳細分析」】クラブOBの船越新監督が就任の新潟、「ボールは持つがシュートが少ないサッカー」からの脱却を目ざす【戸塚啓のJ2のミカタ】(1)の画像
J2からのリスタートとなるアルビレックス新潟  撮影/中地拓也

■J2降格の新潟の改善点とは?

【明治安田J2・J3百年構想リーグ 3月20日 14時00分キックオフ 新潟 2ー3 富山  デンカビッグスワンスタジアム】

 シーズン序盤は試行錯誤が続く。

 明治安田J2・J3百年構想リーグが3月20日から22日にかけて行なわれ、J2のアルビレックス新潟は20日、J2のカターレ富山とホームで対戦した。両チームはWEST―Aグループに属しており、J2の新潟、富山、徳島ヴォルティス、FC今治、J3のツエーゲン金沢、FC大阪、奈良クラブ、カマタマーレ讃岐、愛媛FC高知ユナイテッドFCの10チームが同居している。

 新潟はJ2降格に伴い、GK藤田和輝(25歳)、DF橋本健人(26歳)、堀米悠斗(31歳)、MF長谷川元希(27歳)、FW谷口海斗(30歳)らが移籍した。功労者のDF千葉和彦(40歳)、MF高木善朗(33歳)もチームを離れた。

 J1最下位で22年以来のJ2降格となった昨シーズンは、平均ボール支配率、パス総数、1試合平均パス数でリーグ2位を記録した。一方で、スルーパス総数は13位、シュート総数は15位、枠内シュート総数は18位、クロス総数は19位タイ(最下位)だった。総得点は1試合1点以下の「36」で15位タイだった。

 これらのデータが示すのは、「ボールは保持するものの、相手の背後のスペースを狙ったパスは少なく、クロスも同様に少ない。必然的にシュートへ持ち込む場面が限られ、得点力を発揮できなかった」という現実だ。スルーパスの成功率では5位に食い込んでいるが、総数の少なさは矢印が前へ向いている場面が少なかったことを示唆している。

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