戦時下のウクライナか、レバンドフスキのポーランドとの再戦か、「欧州パスB」死闘の先の日本戦【残り6枠を巡る最終決戦!W杯プレーオフの「全貌」と日本代表を待つ「運命」】(3)の画像
ロベルト・レバンドフスキが健在のポーランドなどが、日本が入る本大会F組の残り1枠を争う。撮影/原悦生(Sony α1使用)

 いよいよ2026年北中米ワールドカップの開幕が近づいてきた。3月26日と31日に行われる「最終プレーオフ」で、未定だった最後の出場6か国がすべて決まる。日本のグループリーグ対戦相手となる「欧州パスB」の勝者は、ウクライナか、スウェーデンか、それともレバンドフスキ擁するポーランドか――。複雑なプレーオフの仕組みから、注目の対戦国、そして日本代表の運命を左右する激闘の行方まで、サッカージャーナリスト・大住良之が詳細に読み解く。

■日本の対戦国決定へ

 さて、日本のファンにとって気になるのは、やはり欧州プレーオフの「パスB」だろう。6月25日、ダラスで日本と対戦することになるのは、ウクライナだろうか、スウェーデンだろうか、ポーランドだろうか、それともアルバニアだろうか。

 ウクライナは2006年大会以来2回目の出場を目指す。戦時下にありながらFIFAランキング30位。4チームの中では最上位に位置する。欧州予選ではD組で3勝1分け2敗の2位。フランスにはホームで0-2、アウェーで0-4と連敗したが、アイスランドとアゼルバイジャンには3勝1分けだった。長引く戦火の中、ホームゲーム3試合はすべてポーランドでこなした。

 プレーオフも、国境を接するポーランドで開催したかっただろうが、同じ「パス」にポーランドが入ってしまったため、スペインのバレンシアでの開催となった。

 監督はセルギー・レブロフ。トットナム・ホットスパーなどイングランドで活躍したアタッカーで、ウクライナ代表として2006年にはドイツ・ワールドカップにも出場した。今回の欧州予選では、ポリッシャ・ジトーミル所属のMFオレクセイ・フツリャクがチームの10得点のうち3点を記録している。

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