■世界が注目する4試合

 延長戦終了の直前、オーストラリアのグラハム・アーノルド監督は、正GKのマシュー・ライアンに代えて「PKストップスペシャリスト」のGKアンドリュー・レッドメイン(身長194cm)を投入した。レッドメインは右手と右足を、次には左手と左足を一緒に横に上げる奇妙な動きでペルーの選手たちを惑わせ、6番手のキッカー、アレックス・バレラのキックを見事にセーブしてヒーローとなった。

「何か月間も前から考え、準備してきた作戦だった」(レッドメイン)という動きは、オーストラリア代表GKのユニフォームの色から「グレーのくねくね」と呼ばれ、その後しばらくオーストラリアの子どもたちの間で大流行した。また、アーノルド監督は、今回の「インターコンチネンタルプレーオフ」でイラク代表を率いており、4年前の経験をフルに生かすに違いない。

「CONCACAF×OFC」ではコスタリカとニュージーランドが対戦し、開始わずか3分のゴールでコスタリカが1-0の勝利を収めた。このコスタリカが、カタールの舞台で日本と同組となり、ドイツとスペインを倒した日本に0-1の敗北を味わわせることになる。

 ワールドカップ予選の「インターコンチネンタルプレーオフ」が準決勝-決勝の「パス」という形で行われるのは初めてのことであり、今回、サポパンとモンテレイで開催される計4試合には大きな注目が集まるだろう。

つづく

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4