W杯参加国は「48チーム」へ肥大化

 本来、チャイニーズ・タイペイはもっと力のあるチームのはずだ。「最強メンバー」で臨んだ今大会のなでしこジャパン(26人のうち「欧米組」が22人)とまともに戦えば、もしかしたら0-5という結果になるかもしれないが、もっとまともなサッカーができたはずだ。

 日本戦の失点を何点で抑えられるか―。これが今回の女子アジアカップの「C組の戦い」なのである。それが「アジアカップ」決勝大会の試合でいいのだろうか。

 女子ワールドカップは、1991年の第1回大会(中国)では出場12チームだった。1999年の第3回大会(アメリカ)で16チームとなった。なでしこジャパンが日本中を感動の渦に巻き込んだ2011年の第6回大会(ドイツ)は、16チームの大会だった。しかし、ここから急激な「膨張」が始まり、2015年の第7回大会(カナダ)から24チーム、さらに2023年の第9回大会から32チームに、そして2031年の第11回大会(コスタリカ、ジャマイカ、メキシコ、アメリカの北中米4か国による共同開催)では48チームの大会となる。

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