「生態系破壊」ブレイク必至…RB大宮アルディージャの新加入MFカウアン・ディニースが語る「自らの強み」と「ブラジルとJリーグの違い」【独占インタビュー】【戸塚啓のJ2のミカタ】(後編)の画像
RB大宮アルディージャの新加入選手、ブラジル人MFカウアン・ディニース ※写真は「(C)2024 RB OMIYA Inc.」
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■デビューは万全の状態で

 J2リーグには、「生態系破壊」とか「環境破壊」と呼ばれるタレントが出現する。カテゴリーの枠に収まらないスーパーな「個」に対して使われるもので、昨年のJ2ならV・ファーレン長崎マテウス・ジェズス(28歳)が規格外の決定力を見せつけた。

 現在進行形のJ2・J3百年構想リーグにも、ブレイク必至のブラジル人MFがいる。RB大宮アルディージャに加入したカウアン・ディニース(22歳)だ。186センチのサイズを持つスケールの大きなボランチだ。

 J2・J3百年構想リーグは3月第1週に第5節を終え、ディニースは7日のいわきFC戦でリーグ戦デビューを飾った。チームに合流したのはシーズン開幕直後で、新たな環境に慣れながらチーム戦術を理解するためには、相応の時間が必要だったからである。ハーフシーズンの特殊なリーグで、無理をさせたくないとの配慮も働いていた。

 RB大宮の宮沢悠生監督が、その理由を説明する。

「最後の公式戦が去年の11月ということで、無理をしてケガをさせたくないというのもあります。1月のプレシーズンから積み重ねてきた選手たちがいるので、そこの序列は自分たちが守りながら、彼が大きいコートでケガのリスクが低い状態になったときに、(公式戦で)使いたいと思っています」

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