■W杯で始まる新たな施策
そんなことを思っていたら、新しいニュースが聞こえてきた。
2月28日にウェールズで国際サッカー評議会(IFAB)が開催され、スローインやゴールキック、選手交代に時間制限を設けるというのだ。
昨年は、GKがボールを保持してから6秒以内にプレーを再開させないと相手に間接FKが与えられる「6秒ルール」が導入されたが、それを発展させて時間の浪費を防ぐために2026年夏から(ワールドカップを含めて)新ルールが導入されることになったのだ。
制限は5秒。時間をオーバーすると、相手ボールのスローインやコーナーキックになってしまう。GKの6秒ルールが導入されたのだから、当然のルールではある。
とにかく、あらゆる意味でセットプレーでダラダラと時間をかけることは、誰のためにも得にならない行為なのだ。新ルールの導入によって、サッカーのプレーを見る時間が長くなるのだから、僕は大歓迎である。
ただし、主審が「故意に遅らせている」と判断してからカウントを始めるというのだが、その基準がどうなるのか具体的な説明はまだない。そんな中で、ワールドカップという非常に重要な大会でいきなり新ルールが適用されるというのは不可解きわまりない。
「GKの6秒ルール」のようにワールドカップ前年から施行して、選手たちがルールに慣れる時間を設ける必要があるのではないだろうか? まあ、FIFAがワールドカップで新ルールをいきなり持ち出すのは珍しいことではないのだが……。









