■プレー強度の高い熱戦
2月最後の週末(2月28日)に行われたJ1百年構想リーグEAST第4節のFC東京対柏レイソルの試合は、非常にプレー強度の高い試合となった。
なかなか勝ち切れない中でも2試合でPK勝ちした結果、上位をうかがっているFC東京。一方、昨シーズン準優勝の柏はまさかの3連敗で迎えた試合だった。
その柏が、誇りを取り戻すべくアグレッシブに攻勢を仕掛けてきた。
リカルド・ロドリゲス監督が就任した昨シーズン以来、柏は3バック(3ー4-2-1)のシステムを採用してしっかりとパスをつないでゲームを支配しながら、両ウィングバックの攻撃力を生かし、さらに左右のセンターバックも攻撃に加わることで攻撃力をアップすることに成功していた。
FC東京との試合では右のWBは昨季1年で長足の進歩を遂げてチームの中心となった久保藤次郎、左は昨シーズン途中から加わった小見洋太が入った。そして、3バックはキャプテンで不動のセンター古賀太陽を中心に右には馬場晴也、左に杉岡大暉。
そして、FC東京戦ではCB2人の上がりで攻撃の圧力を一段と強めた。
昨シーズンは右CBは原田亘がレギュラー格で中盤に進出して攻撃の厚みを増やし、右が攻撃の主役。左サイドはバランスを取ることが多かった。
だが、FC東京戦では馬場がいつものように攻め上がり、同時に左サイドの杉岡も同時に前線に進出した。
馬場はボランチもこなすパワフルなDF。攻撃に上がっても迫力があり、原田がパスで前線を生かすのに対し、馬場は自らがゴール前まで飛び出していく。そして、左CBの杉岡は左サイドバックやWBをこなし、左足のキックに定評のある選手だ。
そして、馬場や杉岡が上がった後のスペースを、MF(ボランチ)の中川敦瑛と小西雄大が丁寧に埋めた。また、両CBが上がる場合には小西が最終ラインに落ちて古賀とともに最終ラインを固めるなど、CBの攻撃参加を支えた。









