J3のツエーゲン金沢が、画期的な広告を打ち出した。地元ではおなじみで、試合開始前には注目を一身に集めるアイディア広告に、ファンが称賛の声を上げた。
ツエーゲンに、待望の瞬間がやってきた。今シーズン初となるホームゲームが、3月1日に開催されたのだ。
金沢はここまで、PK勝ちはあったものの、90分間での勝利はまだなかった。心に期するものはあったはずだ。
選手たちだけではなく、クラブのスタッフにとっても、シーズンのホーム初戦は特別なものだ。そして今年のホーム開幕戦では、特別な仕込みも準備してあった。
試合前、クラブはSNSでこの試合の注目ポイントを動画で紹介した。試合前に最も注目が集まる、ボールの設置台である。
整列した選手たちが、審判団に先導されてピッチに入ってくる。試合を放送するカメラに大写しになった審判が、設置台から試合使用球を手にする瞬間、視聴者の目はボールの設置台に引き寄せられる。
その設置台が今季、アイディア広告に変身した。金沢発祥の寿司店「もりもり寿司」の湯呑みに、姿を変えたのだ。
「もりもり寿司」は金沢で生まれ、石川県内や北陸地域のみならず、東海や関東など他地域にも多くの店舗を構えている。その人気の寿司店の湯呑みが、広告としてピッチ上に再現されたというわけだ。
長らくJ2で戦っていた金沢だが、2024年からはJ3暮らしが続く。昨季は6位となってJ2昇格プレーオフに進んだが、J3卒業は持ち越しとなった。何か突き抜ける力が必要なことは明らかで、その思いをクラブスタッフがホーム開幕戦で披露した格好だ。
















