■百年構想リーグの恩恵

 かつて、日本のクラブは韓国のクラブに対して劣勢にあった時期が長かったし、その後、中国のクラブに大量の強化資金が流れ込んだ時期には選手・監督にビッグネームを並べた中国勢が東アジアをリードした時代もあった。

 だが、今では日本の優位性は明らかで、韓国勢、中国勢は東南アジア勢より下の位置に甘んじることになったようだ。

 韓国勢、中国勢は2026年に入ってからの最後の2戦を国内リーグ開幕前の時期に戦うというハンディキャップがあったことは事実だ。日本のクラブも、かつてはJリーグ開幕前もしくは開幕直後にACLが開幕して苦戦を強いられていた時期もあった(日本のクラブの方が、中国や韓国のクラブに比べて開幕前の準備に時間がかかる)。

 だが、今シーズン、日本はJリーグの「百年構想リーグ」の開幕が例年より早かったため、良いコンディションでACLEの再開を迎えられたようだ。

 そして、来シーズン以降、Jリーグが秋春制に移行するため、長いウィンターブレーク後の戦いとなるとはいえ、チームの体制が変わらずに2月の再開を迎えられるので、中国勢、韓国勢に対してさらに有利な状況で戦えるはずだ。

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