アカデミー出身のホットラインでの得点、何より新10番のアシストに称賛の声が寄せられた。
2月8日のJ1百年構想リーグ開幕節、除雪作業を終えた味の素スタジアムでは東京ヴェルディ対水戸ホーリーホックの一戦が行われ、ホームの東京Vが3−1の快勝を収めた。試合を支配したのが、東京Vの背番号10を背負う主将&司令塔のMF森田晃樹だった。
前半8分にオウンゴールで先制した東京V。同21分には中盤でのボールの奪い合いから上手くボールを持ち出した森田が、ハーフウェーライン手前からドリブルで進んで左サイドの齋藤功佑へパスを送る。齋藤は切り返してから少し内に入ってシュート。ボールはゴール前の混戦を抜け、2−0とリードを広げるゴールが生まれた。
森田の高い技量に目を奪われたのが後半4分の得点シーンだった。相手GKのキックミスを東京Vが高い位置で拾い、横パスが1本入る間に森田は相手のライン間にスルスルと入り込む。ボランチの相方である平川怜からの縦パスは鋭く、森田はゴールに背を向けながら受ける格好。難度の高いプレーに見えたが、森田はこともなさげに、ワンタッチで次のプレーに移行しやすい左斜めへボールを置きながら前を向く。さらに、ドリブルとフェイクで相手を惑わせてから斜め前へ優しいラストパス。昨季まで森田の背番号だった7を背負う同じアカデミー育ちの松橋優安が、余裕を持って左サイドネットを揺らした。








