■ダラスで起きた大事件

 さて、日本代表の試合会場になりそうなダラスとヒューストン……。

 1960年代に多感な10代を送った僕のような世代にとっては、どちらもなじみ深い都市名ということになります。

 ダラスという都市で何があったのか? 若い世代の方はご存じないかもしれません。

 それは、1963年11月22日金曜日のことでした。

 翌1964年の大統領選挙を控えてテキサス州を遊説中のアメリカ合衆国第35代大統領ジョン・F・ケネディがダラスで暗殺されたのです。

 11時40分頃、ダラスのラブフィールド空港に到着したケネディ大統領と妻のジャクリーンは大統領専用のオープンカーに乗車して市内に向かいましたが、エルム通りの教科書倉庫前に差し掛かったところで後方から銃撃を受け、発射された3発(?)の銃弾のうち2発が大統領に命中。大統領専用車はパークランド記念病院に急行しましたが、大統領はそのまま息を引き取ります。

 狙撃犯のリー・ハーヴェイ・オズワルドは事件から約1時間ほどで逮捕されて取り調べを受けていましたが、翌々日に警察本部内で射殺されてしまいます。犯行はオズワルドの単独犯とされましたが、謎も多く、さまざまな陰謀論が噴出。真相は、現在も謎のままです。

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