■フル代表との共通点
中国は日本に対して、ロングボールで対抗しようとした。ウィングバックから長いボールを使って前線の王鈺棟や向余望を走らせようとしたのだが、日本の守備陣が落ち着いて危なげなく跳ね返し続けた。
今大会を通じて、失点はヨルダンのカウンターによる1点のみ。CBの市原吏音と永野修都、そしてアンカーの小倉幸成、それにGKの荒木琉偉の4人による中央での守備は圧巻だった。
さらに、決勝戦では右の小泉佳絃、左SBの梅木怜も必要な時には絞って守備に入ったし、またヘディングの競り合いでもほとんど負けなかった。
森保一監督のフル代表は2024年のアジアカップでロングボールによる攻撃で苦戦を強いられた。その結果、日本代表は3バックで戦うことを選択して、現在に至っている。現在の日本代表はCB陣の層の厚さを誇っており、冨安健洋が長期にわたって離脱し、さらに多くの選手が負傷で離脱する中でも守備力を落とさないで戦うことができている。
そして、その流れは若い世代でも続いている。









