■「背番号10」のセンターバック

 その守備の中心、3バックのセンターにいたのが10番を付けた竹内悠三だった。

 182センチの長身に加えて、足元のテクニックと正確なキックを持ち、そして判断力も高い理想的なDFだ。

 だが、この竹内、背番号10を付けていることでも分かるように、時にはFWで起用されることもあり、実際、DFとしてプレーしていた決勝戦でも49分(80分ハーフなので後半9分)に右CKからのボールに走り込んで完璧にとらえて、リードを広げる強烈なヘディングシュートを決めている。

 すでに、2026年のU-17ワールドカップを目指すU-16日本代表、つまり1歳上の世代の日本代表にも何度もメンバー入りしている将来のホープである。今後、そのパス能力を生かしてボランチで起用する選択もあるような気もするが、最終ラインからスルスルと上がっていく攻撃参加も魅力的だ。

 今年のU-15年代の最高の選手のひとりであることは間違いない。

つづく

 

(2)へ続く
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