J1の名古屋グランパスが、百年構想リーグで着用する新ユニフォームを発表した。これまでにないほどの攻めたデザインが、ファンからの大反響を呼んでいる。
Jリーグは2026年、未来への大きな一歩を踏み出すことになる。2026-27シーズンから、ヨーロッパなどに合わせた秋春制を採用するからだ。
その前に、早くもチャレンジングな試みがある。来年2月から、地域ごとに分かれたラウンドから戦い始める百年構想リーグを行うのだ。Jリーグはホームページで、この大会を「歴史的な挑戦の第一歩」と記している。
その思いに呼応するかのようだ。名古屋が12月20日に発表した百年構想リーグで着用する新ユニフォームは、奇抜と言えるほどに攻めたデザインを採用しているのだ。
フィールドプレーヤーの1stモデルは赤をベースに、横じまとは呼べない黄色の帯を前面に施している。波のような右肩上がりの黄色いラインがうねっているのだ。
そのうねりの中で、名古屋の象徴が暴れる。シャチの大群が描かれているのだが、クラブは公式ホームページで「大勢の群れでうねりを生みながら相手に立ち向かう、その奔流のような様を大胆にグラフィックに落とし込んだデザイン」と説明している。
2ndモデルも攻めている。やはりシャチを象徴とする名古屋港水族館とコラボして、水面から力強く飛び出すシャチの姿を前面と背面に大きく描いているのだ。












