J2のレノファ山口が、新シーズンに着用するユニフォームを発表した。クラブ史上初の試みを取り入れたデザインに、ファンが歓喜の声を上げている。
山口にとって、2025年シーズンは悔しいものとなった。20チーム中19位となり、J3へと降格することが決まったのだ。
だが、下を向いてはいられない。来年2月には、J2とJ3のクラブによる百年構想リーグが始まる。
この約5か月間の戦いでは、J2への昇格をつかむことはできない。だが、J2クラブとも力を競い合うことは、初めての秋春制となる2025-26シーズンでJ2昇格をつかむために、大きな助けとなるはずだ。
来年は、特別な1年でもある。2006年に設立されたクラブにとって、20周年という大きな節目を迎えるのだ。
その大事な1年と新シーズンを迎えるにあたり、クラブは新ユニフォームを発表した。コンセプトは「RENOFA SOUL」であるという。
フィールドプレーヤーの1stモデルのベースとなるのは、もちろんクラブカラーであるオレンジだ。ボディ部分の濃淡の組み合わせは、クラブが積み重ねてきた歴史を象徴しているという。
襟と袖には、黒と白のライン。これは地域リーグ、JFL、J3へと駆け抜けた10年、そしてJ2を戦ってきた10年を、それぞれ表しているという。
さらに、クラブは先を見据えることを忘れない。コンセプトには、「受け継がれる魂、新たな未来へ。」という言葉も添えられている。その象徴が、襟のデザインだろう。これまではVネック型などが採用されていたが、今回初めて、しっかりと襟をつけることを選んだ。新たな時代へと進んでいく意志の表れである。













