11月1日に開催されたルヴァンカップ決勝。サンフレッチェ広島の前に1-3と屈した柏が、試合終了直後のロッカールーム映像を公開した。
 準決勝での大逆転劇とリーグ戦3連勝の勢いを手に国立競技場に乗り込んだ柏だったが、ロングスローからの攻撃と直接フリーキックで前半だけで3失点。自分たちのパスサッカーを貫き、後半には細谷真大が1点を返したが、3点のビハインドは重かった。試合終了後、歓喜に沸く広島の傍らで柏の選手たちは悔しさを噛み殺しながら銀色のメダルを首から下げた。
 クラブが公開したのはロッカールームの様子だ。
リカルド・ロドリゲス監督が口火を切る。チームとサポーターを鼓舞し続けてきた“闘将”は、椅子に座って肩を落とす選手たちに向けて「顔を上げよう!顔を上げよう!」と力強い口調で語り始める。
そして「この経験から、さらに強くなろう」「もちろんルヴァン杯獲りたかった。だけと、シーズンは終わっていない。悔しいよ、悔しいけども何も終わっていない」「良い試合をやったよ。チームとしてやるべきことをやった。最後まで諦めずにプレーし続けた。足を止めずに最後まで戦った。今日は負けた。だけと顔を上げて、あと1ヶ月、あと3試合。クラブの歴史を塗り替えるために、あと3試合、3連勝。進み続けよう!」と鼓舞。拍手が沸き起こった中、選手一人ひとりと握手を交わした。








