「10満点」「おしゃれ」稲本潤一、冨安健洋らが所属したアーセナル「懐かしの復刻ユニフォーム」に、あの日本企業の名が!?の画像
サッカー日本代表DFの冨安健洋らも所属したアーセナルが、懐かしのユニフォームを発表。撮影/原悦生(Sony α‐1使用) 

 イングランド・プレミアリーグアーセナルが、懐かしのユニフォームを復活させた。日本企業がスポンサーとなった90年代のユニフォームが、懐かしさと新鮮さを提供している。

 アーセナルは、日本との縁があるクラブだ。クラブを大きく発展させたアーセン・ベンゲル監督は、名古屋グランパスエイト(当時)での指揮を経て、イングランドへと渡った。そのベンゲル監督に稲本潤一が呼び寄せられ、宮市亮、浅野拓磨冨安健洋といったサッカー日本代表選手たちが続いた。

 また、選手以外でもつながりがある。ベンゲル監督の下で国内2冠を達成した2001-02シーズンに着用していたユニフォームの胸部分には、日本企業の「SEGA」と、同社のゲーム機である「Dreamcast」の文字が輝いていた。

 日本とのつながりは、それよりも前からあった。プレミアリーグが始まった1992年、アーセナルのユニフォームでメインスポンサーを務めていたのが、日本ビクターなのだ。胸部分には、「JVC」の文字が大きくデザインされていた。

 その日本人にとってもなじみ深いユニフォームが復活した。当時もサプライヤーを務めていたアディダスにより、1992年から94年にかけて使用されていたユニフォームなどが復刻されたのだ。

 襟はVネック型だが、最近ではあまりみないデザインだ。胸部分に陣取る「JVC」のロゴの上、中央部分に現在とは違う当時を彷彿させるクラブのエンブレムが配置されている。

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