
ドイツ1部フランクフルトに所属するサッカー日本代表MF堂安律が、古巣サポーターからの愛のある歓迎を受けた。
現地10月19日、ブンデスリーガ第7節が行われ、フランクフルトは敵地でフライブルクと対戦して2−2の引き分けに終わった。その試合で堂安は、ふだん通りに4−2−3−1の右サイドMFとしてスタメン出場。開始早々に先制点を奪われる展開も、前半のうちに逆転に成功し、日本代表帰りの堂安は1点リードの後半28分にベンチに下がった。
堂安が歓迎を受けたのは、その試合前のことだった。フランクフルトの練習着姿でスタジアムに姿を現した堂安は、そのまま“おかえりセレモニー”に出席。旧知のスタッフと再会して笑顔で言葉を交わすと、ドイツ語で「ありがとう」と記されたフォトフレームをプレゼントされる。そして堂安がスタンドへ向けて拍手を送ると、古巣サポーターからも感謝の拍手。そして場内の「リツ〜!」のアナウンスの後、「ドウアン!」の声が鳴り響いた。
2022年7月にフライブルクに加入した堂安は、3シーズンに渡って不動の主力として働き、2024−25シーズンはリーグ戦34試合出場で10得点8アシストの大活躍でチームの5位フィニッシュの立役者となった。オフにフランクフルトに移籍することになったが、フライブルクサポーターからの「愛」は不変だったようだ。