■選手たちは「エコノミークラス」で移動
「10月のワールドカップ予選最後の2試合に向け、私は選手たちをリスボンに集めた。10月8日(水)にトリポリで行われるリビアとのアウェーゲームに向かうために、前日の火曜日のフライトまでに全員が集まりさえすれば、あとはなんとかなると考えていた。遠くからやってくる選手も多く、エコノミークラスの狭い座席で長時間過ごさなければならないが、チームには良い雰囲気があり、強い絆で結ばれ、ベテランと若手がうまく融合している」
ブビスタはそう語る。
出場権獲得の可能性を残すリビアとの試合は激しいものとなった。カーボベルデは開始早々にDFピコ(本名ロベルト・ロペス、シャムロック・ロバーズ=アイルランド=所属)のオウンゴールで失点、後半13分までに1-3とリードされていたが、後半31分にDFシドニー・ロペス・カブラル(ビクトリア・ケルン=ドイツ=所属)が1点を返し、同37分にはセメドが同点ゴールを決めて3-3の引き分けに持ち込んだのだ。








