
現地10月18日、プレミアリーグ第8節が行われ、クリスタル・パレス所属のサッカー日本代表MF鎌田大地が絶妙なピンポイントパスで同点弾を演出した。
クリスタル・パレスの本拠地セルハースト・パークにボーンマスを迎えた一戦。日本代表戦でブラジル撃破の歴史的勝利に貢献した鎌田は、代表ウィーク明けも欠かせない軸として、この日も3-4-2-1のダブルボランチの一角としてスタメン出場した。
開幕から好調なチーム同士の対戦は、ボーンマスがフランス出身の19歳FWイーライ・ジュニア・クルーピの2得点で前半を2-0リードで折り返す展開となったが、クリスタル・パレスが後半19分にジャンフィリップ・マテタのゴールで反撃開始。そして迎えた同24分だった。
相手陣内に押し込んだ中、中盤左サイド、ボックスの外でボールを引き受けた鎌田は、ワンタッチでターン。そして間髪入れずに右足でボールをこすり上げるようなキックで、逆サイドのボックス内で待っていたダニエル・ムニョスの前方へ曲がって落ちる絶妙なピンポイントクロスを届けた。
このパスに走り込んだムニョスが右足ダイレクトシュートを放ち、ファーサイドに流れたところに再びマテタが押し込んで2-2の同点に追いついた。