
現地10月5日、オーストリア1部リーグの第9節が行われ、RBザルツブルクが北野颯太の決勝ゴールでラピード・ウィーンに2-1勝利を収めた。
開幕8試合を4勝2分け2敗スタートとなったザルツブルクが、5勝2分け1敗で首位に立っていたラピード・ウィーンをホームに迎えた一戦。川村拓夢とチェイス・アンリはベンチ外となったが、セレッソ大阪から今夏に加入した21歳の北野はベンチから出番をうかがった。
試合はザルツブルクが前半38分に先制するも、前半終了間際にラピード・ウィーンが同点に追いつく。迎えた後半8分、ザルツブルクが最初の交代カードとして北野をピッチに送り込む。それから間もない後半12分だった。
右サイドからの滞空時間の長いアーリークロスに、ガーナ人FWエドモンド・ベイドゥーが抜け出してダイレクトボレー。相手GKが好セーブを見せたが、そのこぼれ球に北野が素早く反応し、軽やかに左足シュートを放ってゴールネットに突き刺した。
北野は、リーグ開幕節以来となる今季2得点目。試合はラピード・ウィーンのPK失敗もあり、2−1で試合終了。北野のゴールが決勝点となった。