「これが伝説の始まりか」福岡の19歳FWサニブラウン弟のJデビュー即ゴール映像が話題!「ジャンプがのびる光景を見たのは初めて」「ロマンを感じる」の画像
アビスパ福岡の新星FWがJデビュー戦で初ゴール! 撮影/中地拓也

 J1アビスパ福岡の19歳FWサニブラウン・ハナンが9月27日のJ1リーグ第32節サンフレッチェ広島でJ1デビューを果たして即、驚きの初ゴールを決めた。

 2006年7月3日生まれのサニブラウン・ハナンは、福岡U―18から今季よりトップチームに昇格したルーキー。陸上短距離で五輪2大会(東京、パリ)に続いて、9月に東京で開催された世界陸上にも出場したサニブラウン・アブデル・ハキームの実弟であり、190cmの兄にはわずかに及ばないものの、身長187cmの長身で、兄同様のスプリント能力を持つ。

 そしてこの日、出場停止や故障者が続出した中でベンチ入りのチャンスを得ると、0−2で迎えた後半42分に交代出場してJデビューを果たし、2シャドーの一角に入る。すると、その5分後の後半アディショナルタイム2分、左サイドでボールを受けた橋本悠が右足インスイングでのクロスボールを送った。

 頭上高くのボールに反応したサニブラウンは、短い助走からのハイジャンプで相手DF、さらに飛び出してきた相手GKの前でヘディングシュート。自らの武器である優れた身体能力を活かして、プロ初ゴールを奪って見せた。

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