
J1鹿島アントラーズの若手3人が「アイドル化」した。ピッチ上とはまた違う魅力が披露され、ファンの間で驚きの声が広がった。
鹿島が新たな時代を切り開こうとしている。Jリーグ屈指の名門ながら2018年のAFCチャンピオンズリーグを最後にタイトルから遠ざかり、J1でも上位を争い続けてきたものの、優勝争いには絡めないシーズンが続いていた。だが、今季は風向きが変わりつつある。大混戦の中で首位に何度も立つなど頂点を見据え、現在も首位の京都サンガF.C.に勝点2差の4位につけている。
大きな変化のひとつが、鬼木達監督の就任だろう。鹿島で選手としてのプロキャリアをスタートさせた指揮官が、川崎フロンターレでの優勝経験を引っ提げて帰還。ここ数シーズンは失われていた「鹿島らしさ」を取り戻し、チームを高みに導こうとしている。
指揮官の交代とともに、ピッチ上にも変化が現れている。新たにチャンスを得る選手たちが出てきたのだ。
そうした期待の若手が、さらに飛躍しそうなチャンスを得た。一足早く「アイドル化」したのだ。
好調の鹿島は雑誌『SODA』11月号で特集されることになり、その中で若手が抜擢された。「推す“しか”ない3選手」という企画で3人が選ばれて誌面に登場し、さらに、その際のビジュアルがグッズ化したのだ。
選抜されたのは、舩橋佑、溝口修平、津久井佳祐の3選手。アカデミー出身の舩橋はシーズン途中から出場機会を増やして主力級に成長。やはりアカデミー出身の溝口、昌平高校から加入して3年目という同い年の2人も、これまでのシーズン最多出場記録を塗り替えようとしている。
その3人が私服に身を包んでポーズを決める。その姿が、チェキ風カードやアクリルスタンドなどグッズ化されたのだ。