■「フッキの再来やんこんなの」

 このゴールがクラブのSNSで公開されると、称賛の声がやまなかった。

「スーパーゴール!!」
「高嶺くんスーパーすぎる」
「贔屓目入ってると思うけどこれ普通にワールドクラスでは…」
「フッキの再来やんこんなの」
「完全にジェラードだろ。日本にこんな選手いない」
「こんなフリーキックどんなキーパーでも捕れないっての!」
 高嶺はその後も、体を張った守備やゲームのコントロールなどで攻守に躍動。仲間たちとともに自ら決めた1点を守り切り、うれしい白星をつかんだ。札幌もまずはプレーオフ圏内を目指して、奮闘を続けていくことだろう。そして、J2の混戦もまだまだ続く。

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