日本代表MF久保建英が完全シルバ化!? ソシエダ2得点の起点となった「存在感バツグン」超進化プレーと「チームメイトと一緒に喜ぶ姿」の画像
日本代表MF久保建英(写真左)のプレーが超進化。撮影/原壮史(Sony αー1使用)

 現地8月24日にスペイン1部ラ・リーガ第2節が行われ、レアル・ソシエダは2-2でエスパニョールと引き分け。サッカー日本代表MF久保建英が2得点ともに起点となる存在感バツグンの働きを見せた。

 1週間前の開幕戦でバレンシアと1-1で引き分けたソシエダは、ホーム開幕戦となったこの日、前節からスタメン3人を入れ替えた中、久保は変わらずに4-3-3の右ウイングに入った。そして立ち上がりから久保がピッチを幅広く動き回りながらチャンスを創出。見せ場の大半が右サイドのタッチライン際からのドリブルのみだった昨シーズンとは異なる姿を見せた。

 しかし、試合は思うように進まない。ソシエダは前半10分にカウンターから先制点を奪われると、同43分にはPKを献上。一度はGKアレックス・レミロが防いだが、キックの前に味方がペナルティーエリア内に入ったとして蹴り直しとなり、0-2でハーフタイムを迎えた。

 だが、ここからソシエダが巻き返す。後半16分、DFラインで奪ったボールを右サイドの低い位置で受けた久保が、中央にドリブルしながらボールを前進させて、左サイドのMFパブロ・マリンへパス。そのマリンのスルーパスのこぼれに反応したFWアンデル・バレネチェアが追撃開始のゴールを奪った。

 さらに後半24分、今度は人数をかけた攻撃の中で右サイドの高い位置でボールを受けた久保が、ドリブルで中央に持ち出して、ボックス手前のFWミケル・オヤルサバルへ縦パスをつける。そして、オヤルサバルが振り向きざまにスルーパスを送ると、そこに反応した途中出場のオーリ・オスカールソンが右足で豪快にゴールに突き刺し、2-2の同点に追いついた。

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