
現地8月16日、オランダ1部エールディビジ第2節が行われ、フェイエノールトは敵地でエクセルシオールに2-1の逆転勝ち。サッカー日本代表FW上田綺世が決めた同点のダイビングヘッド弾に称賛と激励の声が寄せられた。
リーグ開幕戦でゴールを決めて勝利に貢献した上田だったが、フェネルバフチェとの欧州チャンピオンズリーグ予選では不発に終わり、チームは本戦進出を逃した。それゆえに、上田には厳しい目が向けられ、現地の一部メディアで新たなストライカーの獲得と上田のロシアリーグのスパルタク・モスクワへのトレード移籍も報じられた。
その中で迎えた敵地での一戦。上田は4-2-3-1の1トップに入り、左センターバックの日本代表DF渡辺剛とともにスタメンのピッチに立つ。そして前半9分に失点する展開で迎えた同22分だった。
左サイドからボックス内に侵入したMFクインテン・ティンバーが鋭い右足シュートを放つと、相手GKが横っ跳びの好セーブ。だが、弾いて浮いたボールに対して、中央にいた上田が足を止めることなく素早く反応。頭から突っ込んでダイビングヘッドでゴールネットを揺らした。