■ピッチの光景が「天国」のスタジアム
2020年の12月のことですが、京都に朝早く着いたことがあります。
京都府亀岡市、JR山陰本線(嵯峨野線)亀岡駅前に「サンガスタジアム by KYOCERA」が完成したのが2020年の1月。そのスタジアムを見たいのでやってきたのです。
このスタジアムでは女子代表や皇后杯、あるいはオリンピック代表の試合が行われたので、僕は何度も訪れています。
亀岡駅の目の前というアクセスの良さも素晴らしいですが、僕にとっては2階最前列の記者席から見るピッチの光景が天国のように感じられます。ピッチまでの距離が近く、しかも俯瞰的に見下ろせるので、こんなに試合が見やすいスタジアムはほかにはありません。
さて、2020年12月の事です。サンガスタジアムでの皇后杯の準決勝の試合開始は15時でした。そこで、午前中は京都市内をブラつくことにしたのです。
亀岡方面に行くには、山陰本線に乗って西北方向に向かいます。途中には嵐山のような観光地もあります。
そこで、僕はまずそちらの方向に向かうことにしました。どうやって移動するのか……。これは、「嵐電(らんでん)」一択です。正式名称は「京福電気鉄道嵐山本線」。都心の四条大宮から嵐山を結ぶ電車で、一部が道路内を走る併用軌道になっています。
庶民的でとても良い雰囲気です。
僕はまず、太秦広隆寺駅で降りて広隆寺を参観しました。嵐電は、広隆寺の山門の真ん前を通っています。
広隆寺は推古天皇の時代の7世紀初めに創建されたという、聖徳太子信仰の中心になっているお寺で、国宝の弥勒菩薩半跏像で有名です。
朝早く訪れたためか、観光客もまばらで、ゆっくりと境内を歩き、弥勒菩薩像を拝観することができました。









