
J1京都サンガF.C.が7月22日、ヴィッセル神戸のMF齊藤未月の期限付き移籍での加入を発表した。そして、チームに合流して練習に参加している映像を公開して、ファンを喜ばせている。
現在26歳の齊藤は湘南ベルマーレのユース出身で、2015年にトップチームに昇格。当時、湘南の指揮を執っていた現京都指揮官の曺貴裁監督の下で頭角を現した。その後、ロシアでのプレーを経て、2022年にガンバ大阪に加入し、2023年からは神戸でプレー。主力ボランチとして活躍していたが、2023年8月の試合で左ひざにショッキングな大ケガを負い、2度の手術と長期のリハビリに時間を費やした。
迎えた今季、1月の沖縄キャンプで実戦復帰し、2月のスーパー杯では公式戦出場も果たしたが、激しい定位置争いの中でリーグでは出場2試合のみ。自らの完全復活を誓い、現在首位の神戸から4位の京都への移籍を決断した。
齊藤はクラブを通じて「このクラブを優勝させるために移籍を決断しました」とコメントを発表していたが、さすがに隣の県だけあって、すぐに京都に合流。そして新しいチームメイトたちを前にしてのあいさつを終えると、練習グランドに移動して練習にも参加した。心配された左ひざには、テーピングなども巻かれておらず、ハツラツとした様子で元気に芝生の上を走り、他の選手たちと一緒にボールを蹴っている様子が公開されてている。