■「そのアプローチは変わらない」
一方で、チェルシーのエンソ・フェルナンデスは、24歳の若きリーダーだ。2022年カタールではアルゼンチン代表としてワールドカップを制している。
後半に入っても拮抗した展開が続いていた。56分、ペナルティーエリア内に持ち込んだジョアン・ペドロが右足を振り抜いた。
エンツォ・マレスカ監督はしっかりとした手ごたえを感じていた。
「相手のどこを攻めるか、どこを攻められないようにするか、そのアプローチは変わらない」
決勝の相手に決まったパリSGについてはこう語った。
「高い位置でプレスをかけるチームだが、こちらも同じことをするよ」