合流後「1週間」で古巣相手に「2ゴール」、試合を決めた三笘薫の「元チームメイト」【クラブW杯スター列伝(1)チェルシーvsフルミネンセ】原悦生PHOTOギャラリーの画像
【フルミネンセvsチェルシー】(20250708)撮影/原悦生(Sony α1使用)
■【激闘11枚】チーム合流後「1週間」で古巣相手に2ゴール!長髪を振り乱して「ゴールライン上」で神クリア!

【フルミネンセvsチェルシー 7月8日】

■合流後わずか「1週間」でのゴール

 異常な蒸し暑さの中での戦いだった。

 太陽が雲にさえぎられてピッチに陰ができても、その暑さは変わらなかった。

 37度と言われれば、そうだな、と思えた。

 座っているだけなのに、服はぐっしょりと濡れた。

 チェルシーは、三笘薫が所属するブライトンから7月2日に加入したブラジル代表のジョアン・ペドロが、古巣フルミネンセから2つのゴールを奪って勝利して、決勝にコマを進めた。ペドロの合流後わずか1週間でのゴールは、彼の才能、適応能力を証明して、余りあるものだろう。

 この危険な暑さの中で、こんなにまで戦うのかという好試合だった。18分、ジョアン・ペドロの先制ゴールで始まった試合だったが、フルミネンセも反撃した。エルクレスのシュートはGKを抜けて、ゴールに転がっていった。同点ゴールだと思ったが、スペイン代表のマルク・ククレジャが長髪を振り乱してゴールライン上ギリギリでクリアした。

 フルミネンセは35分、ゴール前でトレヴォ・チャロバーのハンドでペナルティを獲得した。だが、これはVAR判定で取り消しになった。

 フルミネンセのキャプテンは41歳のチアゴ・シウバである。昨シーズンまでプレーしていたチェルシーという若いチームを相手に奮闘した。

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