■鹿島コンビが揃って先発か

 まずGKは早川友基か。森保一監督はこの大会ですべての選手を起用したい意向を明かしており、前回のE―1選手権同様に3試合それぞれで異なるGKを出場させるはず。初戦ではピサノアレックス幸冬堀尾がゴールを守っており、今回は早川にその機会が訪れそうだ。
 最終ラインはおそらく3枚で、左から長友佑都植田直通、綱島悠斗か。長友が出場すればカタールワールドカップのクロアチア戦以来で、ラモス瑠偉の記録を抜くこととなる。第2次森保ジャパンの途中から召集されながらもベンチ外での時間が多くなっていたが、ここで再びピッチに立つか。ただし、長友が3バックの一角で出場した例は極めて少なく、安藤智哉が入る可能性も十分にある。
 また、綱島悠斗は今回が代表初召集。出場すれば、当然、代表デビューとなる。出場すれば21年9月以来の代表戦となる植田は10日の練習後、3バックについて「勉強しつつある」と意欲的な姿を披露。また、早川友基との鹿島アントラーズのコンビでの先発が濃厚な状況については、「ハヤとはいつも一緒にやってるんで、他の選手とやるよりかは阿吽の呼吸というか、そういったものは生まれやすい」と笑顔を見せていた。

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