■鎌田大地の「代わりになる」選手

――7月に新たに試したら面白そうな選手はいますか。

大住「浦和レッズの13番、渡邊凌磨を呼んだら面白そうだけど、クラブ・ワールドカップがあるからねえ」

後藤「グループステージを終えるのが6月末だし、どの段階で帰ってくることになるか分からないけど、休ませないといけないからね」

――現状の日本代表に組み込むとしたら、どのポジションになるのでしょうか。

後藤「いろいろなポジションをこなせるのが彼の強みだから、ゲームの流れを見ながらいろいろなところをやってもいいけど、鎌田大地の代わりかな」

大住「現在の彼が一番活きるとしたら、シャドーだろうね」

後藤「ゲームの流れによってはボランチに変更とか」

大住「サイドバックもできるし、ウィングもできるし。そういう意味ではワールドカップのように登録人数が限られた大会では、有用になる選手かもしれない。9、10、11月の代表活動で呼ばれてワールドカップの登録メンバーに入っていく可能性はある選手だと思う」

後藤「今回のE-1に呼ぶ選手の年齢構成はどう考えているのかな。若い選手を中心にするとかさ。2022年の前回大会では、水沼宏太とかベテランを多く入れていたじゃない。そこをどう考えるかだよね」

大住「藤田譲瑠チマといった年代別代表選手も呼ばれていたよね」

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